動物病院で冷たくされた上に誤診を受け、愛猫の悪性リンパ腫が発覚した

 

 

飼っていた猫が食欲不振になり、便秘と下痢を繰り返すようになりました。

 

わりと肉付きが良くて太って見られることが多かったのに、なんだか痩せたようにも思えて家族みんなで心配していました。

 

 

それで近所の動物病院に連れて行ったのですが、家の周辺はとにかく犬や猫を飼っている人が多くて病院はいつも混んでいるのです。

 

私達が行ったときも混んでいて、病院内がピリピリしている雰囲気がありました。

 

 


ちいにゃん大暴れ!愛と自由のために戦う猫!

 

 

そんな中でやっと診察の順番が回ってきたのですが、診察室に入ったものの医師は早口でどう見ても急いでいる感じでした。

 

猫の症状を詳しく説明する母に対しても、「簡潔に短く言って欲しい」というのがありありと伝わってきて、母も言いたいことをすべては言えなかったようです。

 

 

猫のおなかをサッと触り、猫も夏バテをすることがあるので部屋の温度を調節するようにと言われました。

様子を見て、まだ倦怠感が続くようならまた来てくださいのこと。

 

 

そそくさと診察が終わって、なんだか納得しないまま病院を後にしたのです。

 

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その後もやはり猫は元気がない日が続きました。

 

それで1ヶ月後に、もう近所の病院はやめて、隣りの街の動物病院に連れて行ったのです。

 

 

そしてそこでいろんな検査をして分かったのが、腸の悪性リンパ腫でした。

 

 


【猫】リンパ腫-症状

 

 

まだ初期ではありましたが家族みんなとてもショックで、そして初めに行った動物病院の医師の対応にも疑問を感じました。

 

あのとき既に腫瘍があったのではないかと、そんな気持ちでいっぱいです。

 

予約を減らすなど工夫をして、もっと丁寧にペットを診て欲しいと心底思いました。

 

 

飼うことが出来ないのであれば、猫が苦しんでいても助けてはいけない

 

 

側溝に捨てられていた猫がいたので助けてあげたところ、目やにがひどく目がふさがってしまっている状態でした。

 

 


子猫は特に要注意!正常な目やにと、病気が原因の目やにの症状 - Japan Pets

 

 

可哀そうだったためインターネットで評判の良い動物病院を調べて連れて行き、診察をしてもらいました。

 

私もいけないとは思ったのですが、拾ったばかりで汚れがひどく猫の毛には糞尿がついていました。

 

冬に近かったこともあり、水で洗ってしまうと猫が体調を崩してしまうのではないかと思ったため、そのまま連れて行きました。

 

 

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動物病院の先生も、嫌な思いをされたのではないかと思います。

 

 

目については片目は相当な期間閉じていたため、失明しているということでしたがもう片目は大丈夫でした。

 

治療後に先生に拾った猫で家で飼ってあげることが出来ないので、誰か引き取ってくれる人がいないか聞きました。

 

ところが、拾ってしまった人の責任だから猫を引き取らなければいけないと言われてしまいました。

 

引き取れないようであれば保健所に連れて行き殺処分するしかないので、どうするかは自分で判断しなさいと言われました。

 

 


飼い猫を誤って殺処分 札幌

 

 

飼うことが出来ないのであれば、猫が苦しんでいても助けてはいけないと言われました。

 

先生に相談したのが間違いだったのかもしれませんが、先生の口から殺処分と言われたことには驚きました。

 

 


猫の殺処分問題の根底にいる無責任飼い主「アニマルホーダー」

 

 

これは拾った人の勝手な考えになってしまうかもしれませんが、受付で飼い主募集などしてくれれば良いのにと心の中で思いました。

 

私の家は他に猫を飼っていたので、拾った猫は動物病院に通わせ完治するまでの間家で面倒をみました。

 

動物病院に通わせている間に飼ってくれる人を探しましたが見つけることはできませんでした。

 

 

結果、私が猫を引き取ることにしました。

 

 

飼い主の生活管理の方法で猫の寿命は大きく変わる

 

猫の健康管理には気を使っているつもりですが、それでも急に体調が変化することもあります。

 

そうした時に限って夜間であったり、動物病院が休みの土日や祝日であることが多くなっています。

 

 

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今までも、体調を崩しながらも診療時間外で病院に連れていけなかったことは何度もありました。

 

特に困ったのは、猫の尿路結石が急に悪化したことです。

 

 


尿路結石の猫の特徴

 

 

そのときは、すでに夜になっており、近隣の動物病院はどこも閉まっていました。

 

猫はトイレに何度も行くもの、のおしっこが全く出ない状態になってしまったのです。

 

 

尿が出ないことは命にもかかわるので、お腹をマッサージするなど排尿を促進する努力はしましたが、一向に改善されません。

 

 


圧迫排尿の例(めす猫)

 

 

そして、その日の夜は一晩眠ることができずに猫に付き添ったのです。

 

自己流の手当ではどうにもならないのはとても悔しかったです。

 

 

それでも対応策がないので、一晩中猫に付き添い、朝一番に動物病院に向かいました。

 

診察は朝の9時からだったのですが、緊急を要することもあり、かなり早くから動物病院に出向き、駐車場で待機していました。

 

 

それでもやはり、診察時間までは診てもらうことができません。

 

 

希望通り、朝一番で診察を受けることができ、獣医師の迅速な対応で、尿を出してもらうことができ、ほっとしました。

 

もしも、あと少し時間が遅れていたらかなり危険な状態になっていたかもしれません。

 

 

それからは健康管理はよりしっかりと行うようになり、食事も療法食にし、トイレの観察も行うようにしました。

 

完治は難しい病気ですが、その後は尿が出なくなるというトラブルはなくなりました。

 

 

選ぶ動物病院によって医師の腕も処置の方法も全然違う

 

我が家で飼っているメス猫が3歳の頃、家の中で飼い猫同士がじゃれて遊んでいる時に、1匹の猫がテーブルの角に顎をぶつけてしまいました。

 

ぶつけた後の猫の様子がおかしいのでみてみると、顎の部分をパックリと切っていたので、あわてて夜に診察をしている動物病院に駆け込みました。

 

 


じゃれ合いなのか喧嘩なのか分かりにくい猫 play or fight?

 

 

駆け込んだ動物病院では、医師による診察時間はわずかな時間で、特に大した処置はなく、消毒液と思われるものを猫の患部に塗っただけでした。

 

医師から指導されたのは、家で行う治療方法として、市販されているうがい薬を薄めて1日に2、3度、患部に塗れば良いとだけ言われました。

 

 

自宅に帰って3、4日様子を見ていましたが、一向に良くなる気配がありません。

 

 

傷口からは、肉がはっきりと見えています。

 

そして、メス猫も日が経つに連れて元気が無くなっているようでした。

 

 

日増しに元気が無くなる様子を見ていると、本当に大丈夫なのか不安になったので、別の動物病院を探して連れて行くことに決めました。

 

連れて行った別の動物病院では、事前に電話をしていたので対応が早く、すぐに診察してもらうことができました。

 

 

そこでは、医師の判断によってすぐに傷口を縫う手術が行われました。

 

 


猫たちの手術一週間後の傷跡

 

 

手術は、20分くらいで終わり、入院せずに猫を自宅に連れて帰ることができました。

 

自宅での治療として、傷口に塗る消毒液と、抗生物質を処方箋としてもらいました。

 

 

翌日に、再度傷口が開いていないかの確認の為に通院して、術後のアフターケアも丁寧にしてもらいました。

 

 

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猫は一週間くらいで元気になりました。

 

選ぶ病院で、こんなにも対応が違うものなのだなと思い知らされました。